2009年3月6日金曜日

融資の受け方

このとてつもない不景気に何とか生き残らなくてはならない
ということで色々考えた結果、私の会社で実施したお金の借り方
を経験談としてこんな借り方もあるんだと参考になればと思い
投稿させてもらいます。

まずはお金を借りるのか、借りないのか

ここが一番大事なとこですよね。
借りたらもちろん返さないといけないし

私の会社がまったく借入れのない会社だったら
おそらくかなり躊躇したと思います。
まったくないところから借り入れると
返済負担が月々重くのしかかってきますもの。

私のところでは複数に分かれた借入れがありましたので
まとめられないか、借り換えができないかということで
検討しました。

借りない場合は「リスケジュール」通称リスケっていう
選択肢もありですね。
ただしこれは借りている銀行さんなりが「いいよ」って言うか
どうかにかかってますので、今の窮状や今後の見通しなんかを
交えて交渉する必要があります。

このリスケとは条件変更とも呼ばれていて
極端にいうと・・・
「もう払えないから、払う分はしばらく利息(金利)だけにして」
っていうことです。
もちろん借入れ残高(元金)は減らずに残るんで
最後に一括して残りの分を払うのか、残りの分をその時に
借り替えるのかを交渉することになります。
あとこれをやっちゃうと信用が落ちるので
しばらくは新たな借入れができなくなります。

借りた分はギブアップしない限り消えないんでそこのところは
注意してくださいね。

私のところで出た結論は「借りる」です
とにかくこの異常な状況を乗り切るということを
大前提において検討しました。
そこで今度はどうやって借りるといいのか

借り換えが実現すれば運転資金を増やしつつ
月々の返済負担が下がるという夢のようなことが
起きてしまう事があるんですね。
ただ返済負担は下がっても、運転資金は増えても
借入残高は増えるのと金利はいっぱい払う事になり
ますのでこの点は注意してくださいね。

例えば・・・

1000万円を60ヶ月で借りていたとします。
月々の返済は約17万円(ここでは金利は無視します)

それを30回返し終わってて残りは約500万

これを借り換えします。

新たに1000万円を今度は84ヶ月(7年)で
借りて残っている500万円は
その時に一括で返済をしてしまいます。

そうするとどうなりますか

最初の500万円は返済終了です。
新たに借りた分は1000万円÷84回=約12万円
月々の返済は約12万円に軽減されます。

さらに500万円返しただけなので残りの500万円は
運転資金になるわけですね。

じゃあもう84回で借りてるという場合はどうするか
仮に1000万円借りて同じように500万円になってたら
また1000万円を84回で借り直せば、返済負担は同じで
500万円の運転資金ができますね。

ただし返済期間は思いっきり延びます!
さらに返済のペースも遅くなるので
次回に同じようなことがしたいと思っても
前より元金が減らないので同じようにはいかないと思います。
あくまで今をどうにかしたいという考え方ですね。

お金の借り方は色々ありますが私のところでは
銀行、保証協会、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)
で借りています。

基本的にそれ以外のところで借りている場合は
上記の銀行さんとかで新たに借入れを行いたい
と思っても非常にハードルは高いようです。

借り換えといっても
「いいよ」って言ってくれる場合と
「ダメ」って言われる場合のケースがありますので
次回にお話します。

これをいいと思うかの判断は自分のところに当てはめて
よ~く考えてくださいね。
これはあくまで私の会社でやった手法ですので・・・
悪しからず・・・

次回に続く・・・

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