2009年3月19日木曜日

融資の受け方3

前回2件の借り方にあるような方法を使って
私の会社でも年明けから動き始めました。

前の2つの記事はこちら
融資の受け方
融資の受け方2

まずどんな借入れがあるか。
私の会社では前回出てきた
制度融資、一般保証、プロパーの3種類に分かれて
複数の借入れがありました。

その中で今回の保証協会による「緊急保証制度」で
借換えが許されるのは制度融資の分となりました。

この「緊急保証制度」で必要になってくるのが
会社の所在地である市町村役所に行って
「認定」を受ける必要があります。

何を持っていくか
最近3ヶ月間の売上げが分かるもの(先月、先々月、3ヶ月前)
と去年の同じ月の売上げ3ヶ月分

例えば今だったら
平成20年12月、平成21年1月、平成21年2月ですね。
去年の分は
平成19年12月、平成20年1月、平成20年2月という感じです。

を持って役所の案内係に
「融資の認定を受けたいんやけど~」って言うと
部署を教えてくれます。

教えてもらった部署に行って
「認定ください」っていうと
業種とか色々調べつつ認定してくれます。
この認定は売上げが落ちてます!!
っていうのを証明するための認定なので
当然売上げが落ちていないとダメです。

それを携えて今度はどうするか

・銀行さんを通じて緊急保証枠で相談に乗ってもらう方法

・保証協会に直接言って熱弁をふるう方法

どっちがいいっていうのはないと思います。
その会社に合ったやり方を選んでください。

私のところは銀行さんとかなり密にお付き合いがあるので
銀行さんを通じてお願いしました。

この緊急保証枠であれば
借りた人になんかあったときに保証協会が100%保証してくれるから
銀行さんもわりと積極的に動いてくれますよ。
私の会社でも普段ほとんど付き合いのない銀行さんが
借りませんか~ってきましたよ。

ちなみに普通の一般保証は80%保証です。

お金を出すのは銀行さんだけど
保証協会がこの金額だったら保証してあげるっていう
金額が決定されるので、ほとんどの銀行さんは
この金額の範囲内で貸してくれることになります。

だからはじめての銀行さんに行くとすれば
その銀行さんが自分のところの会社に
「保証協会を使って貸す」って決めてくれるかどうかを
説得しないといけないですね。

保証協会使ってもだめって言われたら、ほかの銀行さんをあたるか
直接保証協会に行く方針に変更しましょう

はじめて銀行さんに行く時や保証協会さんに行く時に必要なものは

・決算書できれば3期分
・決算が出てから数ヶ月たっているような場合は試算表
・社長さんの熱意

これはほとんど必要です。

あとあればいいなと思うのが
・会社案内
・改善計画書
・資金繰り表

あたりですかね。
・今までこんな風に歩んできた
・自分の会社の現状はこうだ
・やっぱり自分の会社をどうしたい
・だからいくら貸して

っていうのを文書にして提出し、さらにそれを元に熱弁!!
これがあればその文書を元に説明できるからカンペにもなるでしょ

ドラマとかでもよくあるけど
「貸して」・・・「絶対来月返すから!」

あのシーンにどうやって?・・・はないですよね?
「どうやって返す」「ほんとに返せそう」
がないと銀行さんとか保証協会さんは貸してくれません。

じゃあどんなものを作ればいいのか・・・
これは次回にしまっす。
お楽しみに(*^^)v



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