今日は銅の加工をしたよ・・・銅だ(どうだ)。←お約束ということでwww
銅の加工なんて今までめったになかったから、備忘録。
φ320 × 30L クローム銅
●削ってみた感想
このクローム銅はとりたてて削りにくいものでもなかったという印象。
だけど切削後のキリコを見るとかなりの剛毛ぶり。www
これを見る限りは普通の鉄よりはぜんぜんカタイ、ネバイって感じ。
ただツールカタログとかを見てると銅は非鉄のくくりに入ってて、
特にチップはアルミとかと並んで刃先が切れる超硬合金を指定されてることが多いんだけど、
そうでなくてもけっこういけた。
まあ小ロットだからいけたのかもですね。
●使用チップ
使用したチップはおなじみのCVDコーティング ステンレス用
ノーズR 0.8
仕上げ= コーテッドサーメット ノーズR0.4
これで十分な感じでした。
●切削条件
よく分からなかったので、ネバそうだったのでとりあえず鉄よりは遅めに
ダイス鋼とおんなじくらいではじめてみた。
荒 V=150 F0.25 D1.5
仕 V=200 F0.14 D0.1
荒内 V120 F0.15 D1
仕内 V150 F0.15 D0.1
端面溝荒 V100 F0.1 D0.5 イスカルIC1028
端面溝仕 V120 F0.15 D0.1
キリコを見ても無理してそうな感じもなかったし、
特に変えることもなく終了。
注意しないといけなさそうだったのは、キリコの吐き出し。
特に仕上げの時なんかはからまりそうになってたので、
この辺は改善の余地ありかな。
と・・・まあこんな感じでござる