2009年6月26日金曜日

逆営業ツール

製造業を取り巻く環境は本当によくならないですね。
私の会社もやはり不況直撃からもうすでに8ヶ月目を迎えようとしています。

私の会社では従来から取引のある大手企業様1社のほかに
2年前からホームページを使った集客を営業戦略にしています。
もちろん毎月のように新規様の問い合わせは頂くのですが、
特にここ2,3ヶ月の間にホームページからのお問い合せに
ある特徴が出てきました。

それは「逆営業の為のツール」になってきているのです。

仕事が乏しくなった同業者の方々が弊社のホームページを見られて
「何か仕事はありませんか?」とご連絡を頂く機会が非常に
増えてきているのです。

ありがたい事にある特定のビッグキーワードで弊社のホームページは
上位にヒットするため、おそらく上位から順に営業をかけておられるんだと思います。

これを元に気がついたことを何点か・・・

・仕事を獲得するための営業先検索ツールとしてホームページに掲載された
 業者に当たってみる
 
 ホームページ制作業者さんに多いように思うのですが、
「ホームページを見てお電話させて頂きましたと・・・」

 もっと良いホームページを作りませんか??
 と営業をかけてこられます。
 もっとも過去にそういうHP業者さんは往々にして内容を見ずにかけて
 きますので、どのようにできるのかと具体的に突っ込むと
 ほとんど現在のページでもできていることばかりでみんなあきらめてしまいますが・・・

 これをもっと応用すれば私たちのような小さい加工屋さんでも
 相手さんのホームページと電話があれば営業をかけるきっかけはつくれますね。
 ただし、上記に書いたように相手のHPなどをじっくり見るなどして
 内容を理解した上で連絡をすることをオススメします。

・ホームページ運営側としては、HP上で仕事を探すだけでなく
 協力取引先を探すツールとしての活用ができる

 たとえばそれだけ見られているのなら
 ページ内のどこかに「協力会社募集」というページを作って
 どんな協力会社を求めているのかという情報を発信することによって
 こちらからわざわざ探さなくとも、相手の方からご連絡を頂けるように
 なるのではないかと思います。

ホームページ運営側とすれば、仕事を確保するためということがメイン
なのですが、考え方を少し変えればいろいろな側面から活用できる
ツールだということです。

普通であれば、「あ~~仕事はないない!!」
で終わってしまいそうなところですが、
私はせっかくかけて頂いたのも何かのご縁だと思って
色々お話を聞くようにしています。

そうすることで、自分たちの会社ではできなかったり、苦手な案件を
受けれるよいになったりと非常にメリットに感じるからです。






どちらにせよホームページというのは本当に見られているもんなんだなあと
改めて考えさせられる出来事なのと、今の世相が本当によく出てるなあと思いました。

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