本日またまたお久しぶりのSKD-11(ダイス鋼)の旋盤加工。
φ360*100L うちの機械でできるMAXサイズなのだ。
チャックが12インチだからチャックサイズより余裕で大きい。
なので回転させるとコワイコワイ。
というわけで、どうにかなると怖いので安全に加工するため
いつもと違う手順。
機械加工をする人は怖がりくらいの方がちょうどいいですね。
・・・と自分に言い聞かせながら加工開始。
いつもなら迷わず端面から加工するところを素材の楕円をまず修正する目的で今回は外径から。
こうすることで、回転があがってもある程度はまん丸で回ってくれるから遠心力が小さくなる。
そしてそれから次に端面の加工へ。
端面は隣の刃物と干渉がないか十分チェックしてから加工開始。
荒だけでここまでできたら、より安全にチャッキングするためにひっくり返す。
ここまできたら本番の加工開始。
①荒外径 V=130 F=0.25 D=1.5
②荒端面 V=130 定周速OFF F0.3 D0.6
③ドリル V=80 F0.045 ノンステップ引き抜きなし 貫通
④荒内径 V=120 F0.15 D1.5 内径バイトφ40 LD×2 T型ポジ
⑤仕端面 V=180 F0.14
⑥仕外径 V=180 F0.14
⑦仕内径 V=150 F0.1
使用チップはいずれも
イゲタロイ AC630M
こんな感じ~~
熱処理出してHRC58。
これをうちの会社は旋盤でさらに削っちゃいます!!
過去HRC65まで旋盤で削りました。
おしまい
ああ怖かった・・・www
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