SCM415 浸炭焼入れにてHRC64入ったφ10のシャフトに
幅1mm深さ1mmの溝加工をやってみた。
というかやらないといけなかったので、トライ。
この案件は何度かやってて、やるたびにNGを頂戴しましてどのやり方がいいのか試行錯誤中。
それにしても最近お客さんのNGの出し方ってちょっとヒドイですよね~~。
世の中がそうなってるからしょうがないのか、
それともそれに対応していってこそ一流の製造業への道なのか・・・
色が違うとか、熱処理検査の検査跡があるからNGとか
図面にも書いてないことを重箱の隅をつつくみたいに出るわ出るわ。
じゃあ図面に書いとけ~~~~!!!www(独り言です(*^_^*)
普段は図面が絶対って言ってるくせにwww
わはは。愚痴になっちゃった(*^_^*)
というわけで話は戻って、
上のφ10シャフト長さ100L 両端から約3mmのところに溝2箇所という加工。
前回はこうやってみた。
焼き入れ前に溝を入れてから、熱処理⇒研磨(センタレス)
熱処理ヒズミの影響で溝公差が外れてしまい、修正するも
修正したものと、修正してないもので製品の色が違うと指摘されNG。
⇒色が違うからNGって??www
んで今回は公差も色も文句は言わせね~~ってことで
無謀にも焼き入れ後に溝加工。
溝入れ工具は超硬素材。三菱のHTi20だったかな??
かなり無理やりwww
本当はPVDを使いたかったんだけど、お好みの溝幅がなかったので今回はPASS。
それで気づいたことをつらつらと。
- 案外「超硬」でも削れる
- 溝を入れるときはステップをかけない
- できるだけ単溝で加工する
- 切削条件は V=50 F=0.01 ノンステップで一気に終点まで。
- この条件で1コーナーにつき20個くらいは加工できた。
- 回転を遅くしたら逆に刃もちが悪くなった
いっつも熱処理した高硬度鋼削ってるからなんとかなるかなあって思ってやってみたけど、
実際なんとかなったというお話。
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